囲碁にはまった技術者の日常

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<<   作成日時 : 2017/07/09 08:16   >>

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エンジニアは物と向き合っているのだから、
非合理的な一切の感情を排して常に冷静な判断をするべき、
っと言われますし、私もそう思ってきたのですが、
どうやら違ったな、というのが今の会社に入ってからの感想です。

一流の技術者たちは、感情を排しているのではなく、
「強烈な感情と、限りないジェントルネスを兼ね備えた」
人たちなのだ、ということを発見したのです。

本格的に己を鍛え上げるようになるきっかけはいつも、
喜びや怒りといった感情なのでしょうし、
また素晴らしい作品を世に残すときも、
何かに怒ることが原動力となっているのかもしれません。

その道を究めたければ、どんな分野であっても
「感情を排せ」
ではなく、
「感情に従え」
が真なのでしょうね。
自分が生まれて何を遺したがっているのか、
常にそこに答えがあるようにすら感じます。

問題は、その使い方なのですよね。
怒りを周囲への攻撃に変えてしまうのか、それとも
己を磨くための強烈な努力へと転化できるのか。
また喜びを個人的な満足のためだけに終わらせてしまうのか、
チームメイトや製品を手に取る全ての人たちと共有できるのか。。。

常に分かれ道。
瞬間瞬間のレスポンスが、リアルタイムでそれらを選択しています。
だからといって、
1秒1秒の自分を監視しては
「感情を排せ」
になってしまう。
ではどうすればいいか?
そこに「感謝」が必要になるのだと思います。

感謝があれば、怒りは攻撃ではなく改善に向かいます。
苦手な相手も自分に何かを教えてくれていることを知っているし、
ここにいて努力する選択ができることにも感謝している、
この状態さえあれば、どんなに怒ってもおかしなことにはならない。

また感謝は、喜びを周囲に伝播させる力もあります。
「あなたのおかげで」と思う気持ちがあると、何かの進化に対する
お礼を言わずにはいられなくなりますから。

だから私は、一流のエンジニアは皆
「強烈な感情と、限りないジェントルネスを兼ね備えた」
人たちだと思うのです。
殺気とも取れる感情を持ちながら、ものすごく紳士なのです。

私も、この感情を大きな進化につなげていきます。
それを教えてくれている今のチームに、感謝です。




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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
初めまして。由香里先生のところでお見受けしまして。
僕も技術者なので興味深く読ませて頂きました。何か忘れていたものを思い出させて頂きました。
縄文人
2017/07/16 01:07
はじめまして。
お越しいただきありがとうございます。
技術者としての悩める日々からくる自問自答に共感していただき、勇気になりました。
縄文人さんも技術者(一級建築士さんなんですね)かつ囲碁愛好家、ということで、
楽しく読ませていただきます
これからも宜しくお願いいたします!
山口
2017/07/16 10:55

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